2. ベース・サイドの音 スティックのベース・サイドは主に左手で弾くが、弾くフレーズ、コードにより 親指の位置は変化する。通常はネックの裏側の中心辺りで、ネックを支えるよう にする。 また、スティックのベースは逆5度にチューニングされている。これは反対側から 見ると4度チューニングとしても考えられ、通常のベースと同じとも考えられるが とりあえず、現段階ではこの考えは捨ててもらう。つまり、全く新しいチューニング と考えたほうが後々有利になる。(ここの文書の意味が分からなくても問題はない) このレッスンでは、以下の点を元に話しを進める。 A.一般にベースの音は低い音を指す。スティックのベース・サイドのチュー ニングでは弦間のインターバル(音の高さの幅)が大きいため、6〜8弦を ベース弦として、残り(9〜10弦)をコードのための弦として考える。 B.初心者が一番演奏しやすい左手の奏法はアルペジオであり、ある程度の演奏 ができれば、後は自分自身で、その先は上達できるであろう。 C.一番低い音は人差し指で押さえる。 D.本レッスンではベース・ラインを扱わない。また、親指を使用した奏法も 扱わない。 ベース・サイドは2〜9フレットの音を覚えれば、初心者として十分であるが、これは 「必ず」覚えるべきである。覚えるのにコツはない。 2 3 4 5 6 7 8 9 6 ===D===+=D#/Eb=+===E===+===F===+=F#/Gb=+===G===+=G#/Ab=+===A===+== 7 ---A---+-A#/Bb-+---B---+---C---+-C#/Db-+---D---+-D#/Eb-+---E---+-- 8 ---E---+---F---+-F#/Gb-+---G---+-G#/Ab-+---A---+-A#/Bb-+---B---+-- 9 -------+-------+-------+-------+-------+-------+-------+-------+-- 10-------+-------+-------+-------+-------+-------+-------+-------+-- まずは練習として#やbがついていないベース音を弾いてみよう。 弦上に書かれている番号の順番で親指を除いた指全てで弾いてみよう。 特にどの指でどのフレットを押さえるを気にする必要はない。ただし、できる限り同じ 指を連続的に使うのは避けたほうがよい。 2 3 4 5 6 7 8 9 6 ===1===+=======+===2===+===3===+=======+===4===+=======+===5===+== 7 ---6---+-------+---7---+---8---+-------+---9---+-------+--10---+-- 8 --11---+--12---+-------+--13---+-------+--14---+-------+--15---+-- 9 -------+-------+-------+-------+-------+-------+-------+-------+-- 10-------+-------+-------+-------+-------+-------+-------+-------+-- 今度は反対方向 2 3 4 5 6 7 8 9 6 ==15===+=======+==14===+==13===+=======+==12===+=======+==11===+== 7 --10---+-------+---9---+---8---+-------+---7---+-------+---6---+-- 8 ---5---+---4---+-------+---3---+-------+---2---+-------+---1---+-- 9 -------+-------+-------+-------+-------+-------+-------+-------+-- 10-------+-------+-------+-------+-------+-------+-------+-------+-- こんな練習が退屈になったら、手元になにか好きな曲の楽譜、コード譜面があれば、その ベース音のみを弾いて、メロディを口ずさみながら弾いてみれば面白いと思う。 あるいは自信があるならば、左手のみで即興演奏(あるいはデタラメでも)してみれば なお楽しいはずだ。 このレッスンでの一番重要な点は、6〜8弦の2〜9フレットの音をすべて暗記すること である。